Googleペンギンアップデート対策や回復(リカバリ)方法
ペンギンアップデートとは、Googleガイドラインに違反するWEBスパムを行って、故意に検索上位表示させようとしているWEBサイトを、自動フィルタリングすることによって、真にユーザーの求めるWEBサイトを評価するためのGoogleの新しい検索アルゴリズムのことです。
ペンギンアップデートは、主にリンクによるスパム行為(過剰SEO)に対して厳しいペナルティを与えるアルゴリズムとなっています。
ちなみに、もう一つ話題のパンダアップデートは、WEBサイトの内部(コンテンツの質・独自性)によって評価するアルゴリズムです。
ペンギンアップデートの由来
ペンギンアップデートの由来は、パンダアップデートのように、白黒はっきりさせることを目的としているため、色が白黒のペンギンから名前をとったそうです。
アメリカでは、パンダとペンギンが人気があるかは知りませんが、日本ではパンダもペンギンも非常に人気のある動物なので、WEBサイト運営者からすると、これらのアップデートは恐いという意識があるので、ちょっとパンダとペンギンが可哀そうですね。
白と黒の動物…他にいるかな?シマウマ!次はシマウマアップデートでしょうかね。
過去のペンギンアップデート
過去のペンギンアップデートの実施日のまとめです。
- ペンギンアップデート1.0(2012年4月24日)
- ペンギンアップデート1.1(2012年5月25日)
- ペンギンアップデート1.2(2012年10月5日)
- ペンギンアップデート2.0(2013年5月22日)
ペンギンアップデート2.0
最新のペンギンアップデート2.0は、2.0という名の通り大幅にアルゴリズムをバージョンアップされて2013年5月22日にリリースされました。
何がそんなに変わったのかというと、私の運営するWEBサイトをみていての個人的感想ですが、バージョン1.×で圏外に飛んでしまった、スパム行為をしているかグレーだったWEBサイトが比較的リカバリしたように感じました。
つまり、救済アップデート?とも思えるものだったように感じました。
私の場合ですが、2012年のペンギンアップデートで吹っ飛んでしまった多くのサイトが、2.0によって、2012年10月5日のアップデート前の検索順位に戻ってきました。
もともと、人為的な被リンクをほぼしていなかったWEBサイトだったので、2.0では許容範囲のSEOだったためでしょう。運営している複数のWEBサイトからはっきりと傾向がみえたので、ペンギンでのGoogleのスパム認識の範囲が見極めることができました。
世間では、ディレクトリ型のリンク集に登録したら、WEBサイトが圏外に飛んで行ったなどの声が上がっていますが、おそらく、リンク集だからとかではなく、ディレクトリの質と過剰な相互リンクが原因ではないかと思います。
特に、質の低い有料被リンクを大量に購入して、一気に被リンクを付けた不自然なサイトはスパムと判断されているようです。※私は絶対に被リンク買いはしません。
WEBサイト回復(リカバリ)に関して
ペンギンアップデートからの回復(リカバリ)は、現状かなり厳しいようです。私のようにグレーなWEBサイトで自然に戻ってきたという例を除くと、再審査によってリカバリすることは難しいようです。
現に、私の運営WEBサイトで実験した、大量に被リンクを受け瞬間上位表示を果たしたWEBサイトはことごとくペンギン捕獲されました。そして、被リンク解除をしても(現実的にすべての解除できませんが)、戻ってくることはありません。
それと経験上、捕獲されたドメインからの、301リダイレクトはあまり意味がありません。一瞬のバグで検索上位表示することもありますが、リダイレクト先のドメインもしばらくすると消えることが多いです。
待ち続けることが重要?
現状、確かなリカバリ方法がないので、もし悪いことをしてしまった人は気長に被リンクを解除して待つしかないでしょう。いつかまた、アルゴリズムが変わった時に検索上位表示するかもしれません。
ていうか、もうそのドメインはほっといてドンドン次へ行きましょう。いつまでも固執していたり、妙な業者にリカバリを依頼してお金を使うぐらいだったら、お金も時間も新しいサイトに使っていきましょう。※今度はブラックハットはやらずに運営しよう。
ペンギン後のWEBサイト運営に関して
ペンギンアップデート後のWEBサイト運営は、今までと何ら変わりません。Googleを知って、GoogleがWEBサイト運営者に求める方向性を理解することです。詳しくはコチラをご覧ください→Google SEO対策の歩き方
小手先のテクニックに頼らずに!悪徳業者に頼らないことです。
また、過度にSEOに固執せずに日々、自分が発信していきたい情報を自分の言葉で発信していくことを心掛けましょう。自分の成長と、閲覧者に役立つものかを意識していけば自然といいWEBサイトとなっていくはずです。