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セミナー業の成功の秘訣は最初のヒアリングが一番重要!

セミナー講師

「また来てください!」と言われるセミナーを展開するためには、初めに顧客が何を求めているかを正確に聞き取り、感じ取る作業がとても重要になる。

人づてに依頼が入った場合に一番困難なのが「こういう内容でやってほしいと聞いた」による聞き取りミスやニーズのズレがあることが後からわかること。

これが後になればなるほど方向修正はとても難しくなるので、できる限り直接ヒアリングをして、初回の依頼時からズレがない状態で準備を始めることが最も時間を無駄にせず、顧客の満足も得やすく、お互いWin-Winの結果につながる可能性が高くなる。

顧客に感謝されるセミナーとは?

セミナーを依頼されることが多い私が一番気を付けているのは、依頼が入った際に最初のヒアリングを丁寧にすることである。

まだセミナー業駆け出しのころ、ここを徹底しないことでかなり痛い目にあったことも経験としてあるため、顧客のニーズを正確に汲み取る為にも初回ヒアリングを特に重要と考えている。

セミナーの魅力は何といってもオーディエンスを目の前に自分の話がどのように聞かれているかが直接感じ取れる点だ。これはe-learningでは味わえない講師冥利に尽きると言える点であろう。

推奨スキルは何といっても60~90分のセミナー時間中、最低でも10分に1回は「笑い」を取り入れることかと思う。自己満足的にだらだらと話し続けるセミナーは私はあまり好きではない。

このヒアリングメソッドはセミナーによってやり方も千差万別だと思うが、私の場合はリスト化してセミナーを依頼してきた企業や団体の担当者本人に直接または紹介してくれた仲介人や営業担当者から事前に情報を得るようにしている。

ポイントとしては、以下の点を確認すべきだろう。

  1. セミナーテーマ
  2. 参加者の人数
  3. 日時
  4. 場所(都内であれば交通費は通常請求しないが、関東圏外になると実費請求になることが多い)
  5. 会場ツール(スタンドマイク、ピンマイク、マイク無し、ポインターやPC持参の要否など)
  6. 参加者の年齢層や所属団体や部署
  7. 話してほしいスタイル(カジュアル、固めなど)
  8. セミナーを通じて売りたい商品の有無(セミナーを頼まれる場合、それに関連した商品の説明があとから追加されているような構成も多いため)
  9. セミナー後のイベントの有無

セミナー講師の始め方

まずは、自分が参考にしたいセミナー講師を探すことである。

身近な同僚や上司にそういうモデルとなる人がいれば、その人のセミナーに実際についていかせてもらうのが手っ取り早いが、そういう機会がない場合にはネット画像で自分の目標とする講師を見つけ、それを徹底的に真似してみるのがオススメである。

部屋でもカラオケボックスでも良いが、会場にオーディエンスがいると想像して、その人たちに向かって話しているイメージトレーニングが実に大切だ。聞いたり見たりするのと自分が実際に声に出してやってみるのは本当に異なることがわかる。

セミナー業で期待できる収入

企業内講師の場合には外販価格のすべてが講師の手元に入るわけではないので、その所属する企業ごとに異なる金額となるが、大手企業のビジネス講師の場合は10~50万円く
らいの報酬をもらうことが多いだろう。

講師派遣を謳っているような研修企業ではこの桁が一桁になる。

企業から離れてもセミナーの依頼が来るようになる為には、やはり自分の名前での執筆があったり、メディアへの露出があるとその差は歴然になる。

得意な分野がある場合には、共著ではなくなるべく単独執筆があれば、フリーランスでのセミナー業も夢ではないと先輩講師には言われているので、将来的には執筆も考えていきたいと思っている。

企業に属している間はたとえ単独執筆であっても、印税はすべて企業に還元されるのが原則という点は忘れてはいけない!

あくまでも企業を背負っての自分の立場だということを常に念頭に置いておくと、「勘違い」は避けられるだろう。

セミナー業の口コミでの評価

私自身は担当したセミナーが投稿された経験はないが、口コミ等が多く乗せられているサイトは見るようにしている。
例えば、セミナー情報.comなどは短くそれでいて参加者の声が読みやすいサイトなので参考にしている。講師によってはフィードバックをあまり重視せず、自分のやり方を貫くタイプの方もいると思うが、私自身は自分が依頼を受けたセミナーに出てくれた参加者の意見や改善してほしい点はくまなく読んで次の参考にするようにしているため、セミナー後は必ずアンケートを配るようにしている。

セミナー業の醍醐味と言えば

やはり、セミナー講師をしていて楽しみなのは、知らない土地に行って新しい出会いやその土地の美味しい物を食べたり、風景を見ることができる点にあるのではないかと思う。

呼んでくれた担当者がセミナー前や後に食事に連れて行ってくれる場合もあれば、代表者との懇談会や意見交換会があることも多い。そういった機会があるセミナーの場合には積極的に参加するようにしている。

セミナー業のメリット・デメリット

メリットは合同セミナーの場合には他の講師の話を聞けることやノウハウをつかめることかと思う。

自分のセミナースタイルが固まりつつある時には、特に新しいメソッドを取り入れるいい機会になることも多いため、人のセミナーにもどんどん積極的に参加したり、合同セミナー後にきになった講師に指南を仰いだりすることはさらなる向上が望まれるため、良い刺激だと思う。

デメリットは60~90分のセミナーの為に、準備時間は最低でも2週間ほどかかる点だろうか。話し慣れたテーマであっても、最近のトピックや見せ方話し方のブラッシュアップは常に必要な為、準備には余裕を持った時間設定が必要になる。ここをおろそかにするといざ人前に立った時に自分の準備不足に思ったように言葉が出ないという残念な時間を過ごすことになるので準備は十分すぎるほど取った方がよい。

セミナー講師に向いている人・向かない人

私自身は先輩講師に勉強のつもりでついていったセミナーで、たまたま私しか該当しない内容が会場から質問で出た際に先輩講師の機転で「今日はその分野に明るい講師も同席している為、ここでバトンタッチをしましょう」とかなり無茶ぶりな講師デビューであったので、いつどこで話を振られてもよどまず意見を言えるように、まずは人前で話す度胸があることは大切かもしれない。

そして、いろんな分野に常に興味を持ち、新聞やネットの情報だけでなく、人の話からヒントを得られるような会話を大事にできる人が向いているのかもしれないと思っている。

逆に向かない人と考えた時にはやはり人とのかかわりが苦手だと自覚している人はセミナー業は苦痛でしかないのではないかと思う。

セミナーで人前に立っていると必ず、この人に向かって話すとリアクションがあって、話しやすいというオーディエンスがひとりはいるのに気づくだろう。その人を通して周りへの理解を深めるような話し方をするととても自分らしいセミナーが展開できるので、普段から人の行動やしぐさ、そして話し方を見て参考にするとよいと思う。

まとめ

これからセミナー業を始めたい、または興味があると思っている人は、自分の得意分野をまず見つけるようにすると良いと思う。

そして自分の得意分野がはっきりしてきたら、自分の目標とする講師をひとり選んでその人を徹底的に研究してみてほしい。

そこから自分はレクチャースタイルの講師なのか、インタラクティブスタイルの講師なのかが見えてきたり、もしかしたら新しいオリジナリティあふれる講師スタイルが見つかるのかもしれない。

セミナーは人とのコミュニケーションが会場いっぱいに広がる業務だと思っているので、そこから自分の話し方を研究して、より魅力的なセミナーを展開できる人になってほしいと思う。それは単にセミナーだけでなく普段の生活にも有用なスキルだと私自身は思っているので、積極的にチャレンジしてほしいと思う。

私が経験してきたことが少しでも参考になれば幸いだ。