楽天・アマゾンAPI活用のPHPアフィリエイトはもう古い?
今はもう流行りじゃないけど、ちょっと前まではPHPでAPIを取得して楽天やアマゾンの商品を一覧表示させ、何万ページものページを量産するアフィリエイト手法が人気でした。
今は、このような類似ページを生みだすAPIの活用はパンダアップデートの導入により終焉を迎えました。今日はPHPでAPIを取得してアフィリエイトに活用するお話をしていきます。
アフィリエイトAPIとは?
APIとはApplication Programming Interfaceのことです。アフィリエイトAPIとは、プログラミング言語を活用して広告やアフィリエイト情報をAPIから取得し、便利にアフィリエイトを行うための機能です。
例えば、次のようなことがアフィリエイトAPIを活用するとできます。
- 指定キーワード情報取得
- ショッピングモール売れ筋商品ランキング取得
- トラベル(旅行)検索結果表示
- ホテルの空室状況表示
- オークション検索結果表示
- 複数のショッピングモール横断検索結果表示
上記のような情報を取得し、自分が運営するブログやホームページに情報を掲載することができます。
APIの便利なところ
APIの一番のいいところは、広告や情報が取得先のデータの更新によって自動で変更(更新)されるところです。
ですので、アフィリエイト活動における広告のリンク切れや情報変更などの煩わしさから解放されます。
APIを利用したシステムサイトの終焉
本当にちょっと前までですが、マッシュアップサイト※なるものが流行って、楽天・Google・アマゾン・Yahooなどを組み合わせて、動的に何万ページもWEBページを自動生成することが流行っていました。
しかし、上記でも触れましたがこの流れは終わりました。
マッシュアップサイトとは
マッシュアップとは、複数のWebサイトが提供する情報をAPIなどを利用してまとめページ(まとめサイト)を作ること。APIで自動取得した情報のみで作られたWEBページのこと。
類似サイトは嫌われる!
現在の検索エンジンでは、類似サイトがあるかどうかを判別するアルゴリズム(パンダアップデート)が導入され、類似サイトは検索エンジンから評価を得られなくなりました。
ですので、プログラミングを多少かじれば、誰でも自動生成できるWEBサイトの価値は地に落ち、検索結果ページから消え去りました。
オリジナルコンテンツが必要
もうAPIだけで作成するマッシュアップサイトは、アフィリエイト目的ならば、ユーザーに評価されるアイデアコンテンツでもない限り稼げません。
APIを使ってはいけないというわけではないのですが、WEBサイト(ページ)の大半を自動生成することは賢い選択ではありません。
確実とは言えませんが、オリジナルコンテンツが9割、類似コンテンツ(API自動取得情報)1割程度の使用に控えた方が懸命でしょう。
PHPはアフィリエイトに必要?
アフィリエイトをするだけならば、私の見解ではPHP修得は不要です。
WEBサイトのテンプレートやWordPress等のCMSツールは、たいていPHPが利用されているので、深いテンプレートやCMSの理解を得たいならばPHPを修得するのもいいでしょう。
しかし、アフィリエイターとして稼ぐことを第一として考えた場合、与えられたテンプレートやツールを必要最低限利用できればいいだけですのでPHPはコピペ出来る程度の理解で十分です。
つまり、PHPは開発者を目指していないなら、中途半端に勉強するぐらいなら、稼ぐサイトを作った方が効率的です。※私は中途半端に勉強しちゃいましたが(笑)。
楽天、アマゾン、Yahoo!のAPI
楽天、アマゾン、Yahoo!JapanのアフィリエイトではAPIをうまく活用することによって簡単にアフィリエイトリンクを取得し、魅力的なWEBサイトを作成できます。
参考サイトで紹介するページには、実際のAPI取得例なども掲載しているので利用したい人はご覧になってみてください。
なお、APIはASPなどでもサンプル提示されてるので無料で勉強できます。
API利用の参考サイト
まとめ
一昔前は、プログラミングが出来る人が、APIを利用してかなり優位にアフィリエイト活動をすることができました。
しかし、現在は同一量産ページを検索エンジンは嫌いますので、手を動かしてオリジナルコンテンツを作成しなければ、基本的にはアフィリエイトで稼ぐことはできません。
つまり、PHPを修得し、APIを利用してWEBサイトを作成することは、ほぼ稼げない無駄な行動といえるでしょう。
それに、重複コンテンツとして検索エンジンにペナルティを受けることにおびえるぐらいなら、そもそもAPIなんか使うのやめちゃおうよっていうのが私の考え方です。
APIを活用したWEBサイトがすべて検索エンジンから評価されないわけではありません。オリジナルコンテンツがあり、部分的にAPIを活用しているサイトは評価されています。また、権威ドメインのサイトは類似コンテンツでも何サイトかは表示されるのが見受けられます。例:2チャンまとめ等