株式投資を始める人が押さえておきたいポイントと向いている性格
インターネットが発達し、スマホまたはパソコン1台あれば誰でも簡単に株式投資をはじめることができる時代になりました。
しかし、株式投資はハイリスクハイリターンな投資法法です。
株式投資の魅力や注意点も含め、これから株式投資をはじめようと考えている人が押さえておきたいポイントと向いている性格について以下述べてみます。
自由度の高さも株式投資の大きな魅力
株式投資とは、企業が資金を得るために発行する株に対して、投資をすることを指します。株を勉強しはじめると、いろいろな専門用語が出てくるだけに、難しいイメージを持たれがちです。しかし、仕組みは非常にシンプルです。
株で利益を出そうと思えば、株価が安いときに株を買って株価が値上がりしたときに売却する。するとその差額分が儲けになる。簡単に述べるとそのような仕組みになっています。
株式投資をするためには必要な資格もありませんし、性別や経歴も関係ありません。また、用意するものとしては、スマートフォンまたはパソコン1台あれば十分です。
株式投資をする場合、自宅だろうがカフェだろうが旅先だろうが、インターネットがつながる環境さえあれば取引ができてしまいます。場所を問わず仕事ができる。そんな自由度の高さも株式投資の大きな魅力だといえるのではないでしょうか。
ちなみに、株式投資を実践している人は著名人のなかにも多くいます。例えばキャスターの川合俊一さんは元手140万円から株式投資を始めて一時期は2億円まで増やしたことが知られています。また、タレントの天野ひろゆきさんは、 38歳の時に購入した株が6年後に2倍にまで上がったというエピソードを語っています。
ただ、華やかな成功談がある一方で、株式投資に失敗して大きな借金を背負ったという話も少なくありません。そんな危険性があるということは株式投資をこれから始めようとする人はぜひ知っておいていたただきたいです。
株式投資をする上で必須スキルというのは特にありません。最低限、スマホまたはパソコンでの操作ができれば十分です。しかし、特に短期投資する場合はそうですが、勝って利益を出すためには、銘柄研究をしたり株価の変動を表すチャートの見方を学んだりすることは必要。そういったことは推奨スキルであるといってよいでしょう。
株式投資の始め方
株式投資はインターネットが普及する前までは証券会社に電話をかけて銘柄を売買せねばならず、その都度に高い手数料がかかっていました。しかし松井証券を皮切りに、SBI証券、 楽天証券ほか、インターネット証券が台頭してからは、株式投資の敷居は大きく下がりました。
スマホなら、指定のアプリをダウンロードして画面をクリックするだけで簡単に取引できてしまいます。また、取引の手数料もせいぜい数100円くらいのものです。
そういうことから、今や経済の知識が全くない学生や主婦であっても、株式投資をどんどん行っています。
株を始める方法は簡単です。
まずは証券会社のホームページにアクセスし、口座開設の申請を行います。指定された書類を提出し問題なければ証券口座が開設されます。あとは口座に資金を入れ取引をスタートするという流れになります。
株式投資で期待できる収入
株式投資はハイリスクハイリターンの投資方法です。株式投資によって資産を数十倍にも増やした人もいれば 、失敗して大きな借金を背負ってしまった人もいます。ですから、株式投資で期待できる収入というのは、人によって大きな差があります。
銘柄や経済について長年勉強し、市場が開いている時間の多くを取引に費やしたからといって株式投資で利益がもたらされるとは限らないのです。
株式投資の口コミでの評価
株式投資について口コミでの評価を調査してみると、スマホ1台で簡単に取引ができることに大きな魅力を感じている人が多いとわかりました。また、株式投資をしている人の属性(社会人・主婦・学生など)や性別を調べてみたところ、意外と主婦も多いことが分かりました。
いずれにしても、株式投資をして成功している人の大半は投資することで人生の可能性を大きく広げているようです。 例えば株式投資で得た資金でマンションを購入し不動産投資にも事業を展開したり、セミリタイヤして南国で悠々自適な生活を送っていたり。
その一方で、 株式投資についていろいろ学んだものの、全く勝てないと否定的に株式投資を捉える声も少なくありませんでした。
株式投資の体験談
私が株式投資に取り組んだ期間は約3年です。資産を大きく減らした時期もあって紆余曲折したものの、現在は取引をはじめたとき投入した資金は現在、約1.5倍に増えています。
株式投資をはじめた理由は、 学生時代の友人が証券会社に勤めていて、株で儲けたという話を聞いたからです。それ以降、本業の合間にスマホを取り出して取引していたので、株式投資をすることについては、働いているという感覚は全くありません。
大変だったことは株式投資を始めてから半年ほどは負け続けたこと。一時期は資産が3分の1程に目減りしてしまい、その時ばかりはもう株式投資を辞めようと思い一時的には撤退しました。このままでは資産がなくなってしまうという危険性を感じたからです。
しかし私は株式投資が大好きで銘柄の株価が気になって気になって仕方ありませんでした。ですから1ヶ月後には株式投資を再開しました。
株式投資のやりがいとしては、自分の思い通りに株価が上がったとき、うれしく感じられることです。これからの株価を考えると楽しみで寝られない日もあったほどです。
株式投資で勝つやり方のコツとしては、銘柄の業種にもよりますが、今後の世界情勢がどのように変わっていくのか自分なりに想像力を働かせるということが大切だと思います。
例えば、近年ではイギリスのEU離脱がニュースになったとき株価は大きく下がりました。 私はそれをある程度は視野に入れていたので、株価が大きく下がったタイミングでいくつかの株を購入し、その後、株価が反発した時に売ることで利益を得ることができました。
楽しかったことは、目をつけていた銘柄に思わぬ好材料が出て数日間ストップ高になったことです。
利用したものはスマホ1台で使っていたのは楽天証券のサービスです。
株式投資のメリット・デメリット
株式投資は大きく資産を増やすことができる可能性がある一方、あっという間に資産を減らしてしまう可能性もあります。
これから株式投資を始める人が株式投資をやるメリットは、資産を増やし人生の可能性を大きく広げられる可能性があるということになるでしょうか。また、仮にうまくいかない時期があったとしても、そこから学びえることは確実にあるはずです。
デメリットとしては、人によって金銭感覚がおかしくなってしまうということです。私の経験では、たった数分の取引で数万円もの利益を得られることがありました。そういったことを経験すると、会社でコツコツ働くことがバカバカしく思えてしまうということは出てくるかもしれないと感じました。
株式投資に向いている人・向かない人
株式投資はいわゆる心理戦です。個人投資家のほか、莫大な資金を持った外資系証券会社も 多数参入していますし、原油価格、要人の発言、世界の経済情勢、季節のイベントなどいろいろな要素によって株価は変動します。ですから、長年株式投資をしているプロ投資家であっても、予想とは全く違う方向に株価が動くことも少なくありません。
例えば 決算で会社始まって以来の最高益というニュースが流れた場合、教科書通りに考えると株価は上がりそうなものですが、結果はストップ安といったことも珍しくありません。
ですから、ときには裏のまた裏を読み、冷静にリスクにも備えることが株式投資で勝つためには必要なのです。そのような意味で冷静沈着でサバサバと考える性格の人が株式投資に向いていると考えます。逆に株式投資に向いていない人は、短気かつ優柔不断な人でしょうか。
株式投資には勤務時間という概念は基本的にはありません。もちろん経済や銘柄について時間をかけて勉強し、ハイテクな電子機器で取引環境を整えるほうが成功する確率は高まるでしょう。
しかし、それらを行ったからといって確実に勝てるとは限りません。逆に、経済のイロハを知らない株式投資の初心者が株で大儲けしたという話もしばしば耳にします。その点も株式投資の奥深さであり面白いところです。
まとめ
株式投資はスマホまたはパソコン1台あれば年齢、性別、経歴など問わず、簡単にはじめることができます。
ただ、資産を数十倍にも増やすことができる人がいる一方で、失敗して借金を負ってしまう人も少なくありません。
経済や銘柄研究をしていくことで勝つ確率は高まりますが、絶対的なものではなりません。株式投資に向いている人は冷静沈着で裏のまた裏を読める人ということになるでしょう。