チラシ配り(ポスティング)バイトの実態!コツや収入は?
私が少しの間(6ヶ月ほど)経験したポスティングのアルバイトを紹介します。
郵便配達や新聞配達は20代の頃にやったことはあったのですが、ポスティングは未経験でした。
どんな仕事なのかあまり知らない人に興味を持って欲しくてここに記してみようと思います。大変な仕事でもありますが面白いこともありましたし、経験しておいて良かったと思っています。
ポスティングとは?
仕事の内容については、チラシをポストに入れるというシンプルな仕事です。
ただ私の場合、チラシを挟んだフリーペーパーだったので、ポスティングするのと合わせてチラシをフリーペーパーにセットする仕事もしていました。
そして自転車にそれらを積んで決まった地域に配布していました。
魅力は、時間にある程度幅を持たせることができるというところです。他の仕事などの空き時間を利用してできるというところも助かりました。
あと、個人で動くので無駄なおしゃべりはしなくていいのも魅力の一つだと思います。
危険性については、自転車を倒してしまうこと(自分が怪我をしたり、自転車が傷つく)や、配布先への配慮を怠る(配ってはいけないところにポスティングするなど)とクレームがつくことです。あと交通事故や転倒の危険もあります。
必要な資格は特にありませんが、健康であることや決められたルールを守ることを面接時に説明されました。
必須スキルや推奨スキルについては、自転車に乗れる、地図が読める、携帯でメールのやりとりができるということでした。
あと、健康管理もしっかりとしておかないと迷惑がかかるので、インフルエンザの時期などは大変でした。
必要な道具は、チラシとフリーペーパーをセットするのに使う指サックや、自転車、地図、大きめの丈夫なバッグ、携帯です。あとたまに筆記用具がいる場合もあります。
場所はチラシをセットする時は自宅、配布する場所は自宅から自転車で10分ほどのところでした。条件や制限については、健康、仕事を真面目にやる人、年齢は75歳までといった感じです。
実践する著名人は聞いたことはありませんが、アルバイト程度にやったことがある人はいるのではないかと思います。
ポスティングの始め方
私の場合はまずwebページで、そのフリーペーパーのページにアクセスしてメールで応募しました。
そして、電話で面接の日時を決め、喫茶店で面接をし、仕事の内容が書かれたファイルを渡されました。
その場で仕事の説明を受け、仕事を始める日にちを決め、特にそれ以上のことはなく一人で仕事を開始しました。
実際に地図を見ながら、試行錯誤しながら配達先にポスティングしていきました。
普通にチラシのみのポスティングであれば、もう少し地図が読めなくても大丈夫だと思います。
ポスティングのみやっている人に時々遭遇しましたが、地図は頭に入っているのか手には持っていませんでした。
ポスティングで期待できる収入
多い人はどれぐらいなのかはちょっとわかりませんが、私の仕事の場合月1~2万ぐらいでした。おこずかい程度なので、副業か主婦の人が多いようでした。
ポスティングする人へチラシを配送する仕事(車が必要)はもっと収入が良いようですが、それも車がないとできないので人によってはそれなりになると思います。
ポスティングの口コミでの評価
自分の都合やスケジュールを優先できる自由な勤務に魅力を感じて始める人が多いことがわかりました。
しかし、場合によっては早起きしなければいけないことや労働対価やチラシの多さに不満を漏らす声も少なからずありました。
ポスティングの体験談
取組んだ期間は半年ほどでした。
稼いだ金額は、月1~2万ほどだったので、トータルでも10万以上はあったと思います。
勤務時間は月2~3回で、チラシを挟む時間が火曜日の夜~水曜日、ポスティングが木曜日~金曜日の4:00~20:00の間でという感じで、フレキシブルになっていました。
きつかったこと・大変だったことは、チラシが多すぎると何回も自宅と配達場所を往復しなくてはいけない、チラシの重さで体力が奪われる、天候が厳しいと体がしんどい、地図を見て配達して良い家なのかきちんと確かめてポスティングしなくてはいけない(間違えるとクレームになる)、たまに犬に吠えられるなどです。
楽しかったことは、たまにご苦労さんと声をかけてくれる人もいることや、地図をある程度見なくても仕事ができるようになったことです。
あと、素早く綺麗にポスティングできた時にはなんとなく楽しくなっていました。
配っている最中に、それちょうだいと言ってくる人もいて面白かったですし、おばあさんにヘルパーさん?と謎の声掛けをされた時は困りましたが、楽しかったです。
やりがいは、仕事したという実感がものすごく大きいので、終わった時に感じます。達成感のようなものです。
利用した物は、自転車、地図、大きくて丈夫なバッグが必須でしたが、指サックもあれば便利だと思います。
始めた理由は単純にやってみたかったのと、お小遣いが欲しかったからです。
辞めた理由は、体力的にきつかったのと、チラシをポスティングした時に嫌がる人もそこそこいると知ったからです。
職場の雰囲気は、チラシをセットする自宅はさておき、ポスティング先は古い家も多く難しい側面もありました。でも慣れてしまえばランニング感覚でできました。
やり方のコツは、まず地理を頭に入れておくことや、チラシをセットする時にどう配置したら自分が仕事しやすいかをつかむことだと思います。
特にチラシセット作業は内職なので根気がいります。
あと配布作業は、小脇に抱える量を工夫するか、小分けにして袋に入れて配りやすくしておくなどしておきます。
自転車は丈夫な配達用自転車であると安定感が増していいのですが、そうではない場合は配布物を少しずつ乗せていきます。
雨の時は出来るだけ配らないか、マンションのみ配る、風が強い時は出来るだけ自転車を倒さないように止める場所を考える、交通に気を配るなどがコツだと思います。
ちなみに歩いて配るポスティングの人を見かけた時は、配布物をリュックに入れて配っているようでしたので、そんなに大変そうに見えなかったです。
ポスティングのメリット・デメリット
メリットはおこずかい程度にはなる、運動になる、個人で動ける、空き時間を有効に使えることだと思います。
デメリットは苦労の割にはそれほど収入は多くない、フレキシブルに時間は活用できるが制約もある、天候や体調に大変さが左右されやすいことです。
ポスティングに向いている人・向かない人
向いている人は性格面では根気強い人で、体力面ではタフな人が向いています。性別は男女問いませんが、普通のポスティングなら男性が多そうでした。
私の職場(同じ地域で同じフリーペーパーを配っていた人)は女性が多かったですが、主婦が多数だったと思います。副業の傍やっている人もいます。
年齢は20~70代と幅は広そうですので、制限はあまりないと思います。私が見かけた人は20~40代ぐらいの人でした。
向かない人は、体力に自信がない人、お金をたくさん欲しい人、華やかな仕事がしたい人、短気な人です。
まとめ
これからポスティングを始める人は、色々思うかもしれませんが、自分の懐事情と空き時間と体力を考え合わせてとりあえず始めてみたらいいのではないかと思います。
ポスティングによって違いはあると思うので、やってみて合わなかったら考えてみるのもいいと思います。
普段運動不足の人は健康を考えて始めてみるのもいいかもしれません。