Airbnbはデメリットが一杯?家主、宿泊客ともに危険はある
Airbnbの仕事の内容は様々です。まず、部屋や一軒家を貸し出す家主の仕事、掃除に入る清掃業者の仕事、受付をするコールセンターの仕事などです。
現在、いろいろな仕事の立場の人たちが協力し合って、Airbnbの仕事を支えています。多くの人の協力から成り立っています。
Airbnbとは?
Airbnbでは、まず、部屋や一軒家を貸し出す家主の仕事、掃除に入る清掃業者の仕事、受付をするコールセンターの仕事があります。
部屋を貸し出す家主は、個人であったり、法人であったりしますが、旅館と違い、自分たちの趣味で部屋をデコレーションでき、自分たちの趣味で調度品をそろえ、自分たちの思うような日時で部屋を貸すことができます。
雰囲気としては、学生アパートのサブリースのような感じです。
掃除に入る清掃業者は、主に法人で、ウィークリーマンションなどの清掃業者と変わりません。顧客のチェックアウト後に、清掃に入り、必要な備品を揃えておくことが仕事の一部となります。壊れた家具も主に清掃業者が管理し、家主に連絡をします。
受付のコールセンターは、顧客の申し込みを受け付け、オンライン決済をし、案内書を送付し、顧客の質問に答えることが主な仕事となります。チェックイン、チェックアウト、清掃スケジュールの調整も仕事の一部となります。
仕事の魅力としては、民泊というと、少し安全面が懸念されますが、Airbnbというと、欧米の部屋のサブリース(個人の部屋のまた貸し)みたいなものであり、ホテルやウィークリーマンションよりも、最近の流行な感じがします。
仕事の特徴は、特に法人に限っていないので、どのような部屋を貸そうか、家主が趣向を凝らすことができます。誰でも許可を取れば、部屋を貸すことができます。不動産業者を通す必要がありません。
危険性としては、宿泊客が、安全な人物であるかどうかがわかりづらいということです。また、家主側も安全な人物、業者かわかりづらいということが挙げられます。身元の保証のない賃貸となります。
必要な資格は、住宅宿泊事業法などの法律に則って、許可を得た個人や法人のみが運営できます。
必須スキルは、特にありません。しいてあげるならば、接客スキルや、部屋や家を清潔で快適に保つことができる能力でしょうか。推奨スキルは、最近外国人旅行客の利用が多いので、外国語ができるとなお良いでしょう。
Airbnbの始め方
日本国内の場合は、住宅宿泊事業法などの法律に則って、行政の民泊営業許可を得る必要があります。Airbnbに登録して、清掃業者等も手配しなければなりません。
海外の場合は、営業許可や清掃業者の手配のいらない(家主自ら清掃をする)場合もあります。
Airbnbで期待できる収入
Airbnbで期待できる収入は、「宿泊代-利用料-清掃料金」といったところです。
宿泊料金をどの価格で設定するかによって、当然利益も変わってきます。
例えば、一軒家を1泊15,000円で貸し出し、10人の宿泊客が泊まる場合など、備品料金と清掃料金ばかりで、さほど利益にならないでしょう。
ワンルームを1泊6,000円で貸し出す場合などは、一日一人の宿泊客で、5,000円程度の利益になるかもしれません。
Airbnbの口コミでの評価
Airbnbは最近とても人気で、評価は高いほうです。特に海外では人気があります。
海外では、ウィークリーマンションや社会人のためのカプセルホテルなどがないので、旅行客のみならず、在住者がアパート、マンション代わりに利用することも多いようです。
仕事内容としては、時々クレーム対応が大変ですが、比較的楽な仕事ではないでしょうか。
Airbnbの体験談
実際に宿泊したことはないですが、部屋を内観したことはあります。
※日本国内ではありません。
アパートのサブリースのような感じで、比較的きれいに使ってあり、家主も学生でした。
危険ということもなく、宿泊してもよかったのですが、他に見つかったので結局宿泊しませんでした。家具もリネン類も揃っているので、ホームステイのようで便利だと感じました。
Airbnb仕事の体験談は、非常に物が壊れることが多く、対応に困ったことでした。バスルームのドアが壊れたり、寝室のランプが折れたり、どうやったらこのようになるのか、と思われることが多かったように思います。
さらに、オンライン決済で1ヶ月分払ってしまったが、必要がなくなったので返金してくれ、などという大金が絡むものも難しい案件でした。
Airbnbのメリット・デメリット
部屋を借りる側のAirbnbのメリットは、インターネット予約で手軽に部屋を借りられることです。
デメリットは、家主と宿泊客双方の身元が保証されていないことです。宿泊客がどのような人物かわからないということと、身分証明書の提出がパスポートのみであることです。
家主に至っては、まったく身元証明がありませんので、自己責任で借りるしかありません。
Airbnbの仕事をするメリットは、楽しんで部屋を貸すことができることです。ある意味、学生アパートのサブリースのような感じなので、ホテルやアパートなどより気負いが少ない仕事です。
日本のAirbnbは全くウィークリーマンションのようです。手続きや様々な手配がウィークリーマンションと同じです。
デメリットは、家主、宿泊客ともに身元が確かではないので、トラブルで揉めるときはとても揉めることです。この場合は裁判沙汰になったり危険ともいえます。
Airbnbと比較して、ウィークリーマンションは現住所、職業、保証人などの身元を確認されますので、また家主も大手不動産業者を通して、手続きをするので、トラブルが少ないといえます。
さらに、デメリットは、仕事の時間が、24時間365日対応しなければならないということです。
早朝、深夜の仕事が必要になることもあります。特に、受付、家主はそうです。清掃業者は日中の仕事ですみそうです。
Airbnbに向いている人・向かない人
Airbnbの仕事に向いている人は、ホテルや観光業が好きな人でしょう。旅行者相手の仕事が主なので、観光業ともいえるでしょう。
外国人旅行客をもてなすことが好きな人も向いています。Airbnbはアジアからの外国人旅行客に今人気の施設なのです。
反対に、向いていない人は、あまり観光業が好きではない人、人と接することが苦手な人です。アパートやマンション、ホテルなどの住居、宿泊施設にあまり関心のない人も向いていません。仕事をしていても面白くないでしょう。
まとめ
これからAirbnbの仕事を始める人に向けて、宿泊客が身元保証されていないので、さらに様々な国籍の宿泊客がいるので、危険もありますが、ホテルやアパート、マンション経営よりも敷居の低い、比較的楽しい仕事のようです。
若い人に向いている仕事ではないでしょうか。但し、宿泊客やオーナーがどのような人や団体かわからない部分は、ホテル業も同じですが、危険であるし、対応が難しい仕事でもあります。
一般的な宿泊客が泊まられる場合は、あまりクレームもこない楽な仕事でしょう。楽しみながら仕事をすることができます。
国内のAirbnbは昔ながらの民泊の要素が多く残っています。もっと欧米のAirbnbのように、サブリースやホームステイのような宿泊施設になると、より一層若い世代に人気がでると思われます。日本人のインテリアのセンスはとても良いのですが、どうしてもビジネスホテルの営業や、昔ながらの民泊といった風情になるので、もっと個人経営でも、安心して泊まれる施設になるとより良いでしょう。