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写真販売で売れる写真とは?プロカメラマンがコツを伝授

写真販売

「一億総カメラマン」のような写真を撮ることが当たり前の世の中になりました。私は、写真業務を仕事としていますが、ケータイ・スマホでも普通にきれいな写真を撮ることができる時代に驚いています。

しかし、クオリティの高い写真は欲しいが、カメラマンを依頼して写真を撮影するお金は惜しい、とカメラマンからしたら変な時代にもなってきています。

そのような時代なので、写真販売という副業も始めやすくなってきたのも事実です。

ちょっとカメラが好き、写真がなんかうまく撮れてるかも、そしてついでに小遣い稼ぎたい、と思っている人は「写真販売」なんてやってみてはいかがでしょうか。

写真販売とは?

そもそも「写真販売」とは何でしょう。「ストックフォト」ともいわれますが、自分の写真を商品として販売します。

どんな写真でもよいのか、と聞かれると、「ニーズのある写真であれば」という条件がいりますが、どんな写真でも売ることができます。

どこで売ることができるのかというと、一般的には「写真素材サイト」というものがあるので、そこで登録をして写真をアップして販売します。

ただし、登録をするためにはテストのようなものがあるのでそれを突破しなければなりません。基本的なカメラの使い方は覚えておくといいです。

あと、写真がぶれていたりピンボケしていたりするとNGになります。その辺を気をつければ、たいていは大丈夫かと思います。

「ニーズ」のある写真とは何かというと、写真素材は企業のパンフレットや、ホームページなどといった印刷物やネット媒体で使われたりすることが多いです。なので、そういったところで使いやすいものにニーズがあります。簡単に言うと「わかりやすい」「シンプル」な写真が使いやすい写真になります。

あと、モデルの入った写真もニーズがあります。商業写真でもモデルを使った写真撮影はお金がかかるので、モデルの入った写真がちょっと使いたいなってなった時、写真素材サイトから購入することがあるようです。

ただし、人物の写真は「肖像権」が発生しますので、書類が必要になりますので注意してください。

モデルの話ついでに、日本人のモデルは特に求められやすいです。日本の企業で写真素材を使いたいのであれば、海外のモデルの人より日本人のモデルの方がしっくりきます。もし人物の写真素材の販売を考えるのであれば、「日本人」は良いかもしれません。
といっても、どんな写真が売れるのかピンと来ないかと思います。

まずは、自分の今まで撮った写真を見返してみてください。その中に、ぶれてない、ピンボケしてない、人が写ってない、など当てはまる写真があればそれらをアップしてみてください。

アップしたら、基本的にはその後何もしなくてもいいです。写真が売れたら、サイトの方から売れた旨を伝えるメールが来ます。アップさえしてしまえばあとは何もしなくてもいいので、写真をどんどんとってきてください。

写真販売で期待できる収入

写真販売での売れ行きですが、稼ぐ人は、上を見れば月100万円を稼ぐ人もいますし、まったく売れない人もいます。正直「素材写真サイト」は手軽に登録できることもあり、登録者もたくさんいます。また、撮影しやすい写真は既に素材写真として多数登録されています。その中で自分の写真を売るというのはなかなか大変なことです。

ちなみに、私は現在「Pixta」というサイトにて登録および販売をしています。Pixtaでは、一番高値の写真が¥2200で販売されています(Pixtaでは、登録された写真はサイズによって価格が変わります)。
私の販売している写真の主は、旅先での風景写真なので当然登録しているほかのカメラマンも似たような風景の写真を撮影しているだろうと思うので、月に小さい写真が数枚売れるかどうかです。それでも毎月売れるようにはなったので気長に売れ行きを見ています。

じゃあ、月に数万円売り上げを上げている人たちはどんな写真を売っているかというと、大多数の人が取り組んでいないものを撮影しています。先ほどの「日本人」のモデルを使った写真素材もそうですが、あまり他の人がやっていない「ニッチ」な分野の写真を撮影しているかと思われます。

また、写真に文字を入れたりなど素材として使いやすい写真も売れやすい写真になります。

つまり、写真を使ってデザインする人間の立場を考えた写真は、数ある同じような写真の中でも売れやすい素材になりえます。

確実にいくら稼げます、ということはなかなか言えない部分ではありますが、実際素材写真サイトだけを仕事としてやっているカメラマンもいます。そこまでじゃなくてもかなりの大きな副収入として稼ぐカメラマンもいます。

私の実感としてあるのは、登録枚数が300枚に近づいたあたりから販売枚数が変わってきました。まずは、たくさん写真を登録していくことから始めてみてはいかがでしょうか。

写真販売での私の体験と反省

先ほども書きましたが、正直私はそんなに売れていない部類のカメラマンです。

理由としては、誰もがとりかかりやすいテーマの写真(旅先の風景写真)しか取り組んでいないこと、定期的に写真をアップしていかないこと、という大きく分けて2点の理由があります。

私自身は、写真販売で大儲けしたいとも思っていないし、たまに撮った写真をアップして売れればラッキーぐらいでしかやっていないので別にそれでもかまわないのですが、もし、写真販売を真剣に取り組みたい、しっかり稼ぎたいと思っているのであれば、売れている写真をしっかり研究することと、頻繁に写真をアップしていく必要があるかと思います。

先に話したように、ニッチなテーマや使いやすい写真はやはり売れやすいです。

私自身の写真も売れやすい写真は素材として使いやすい写真です。

あと、その場所・その時期でないと撮影できない写真も売れやすいです。

ちなみに私自身の写真の登録枚数は400枚くらいです。正直少ない枚数ですが、毎月何枚かは売れます。

時期的な売れやすいテーマなどもやはりあります。
わかりやすいところで年賀状の干支など季節のイベントの写真素材も取り組みやすいし、売れやすいテーマかと思います。私と違って稼ぎたいと思っている方は、色々と研究しながらやっていかれるといいのではないかと思います。

これから写真販売を始めたい方へ

もし、写真が好きだ、カメラが好きだ、旅行が好きだ、という方は、とてもやりやすい副業かと思います。なぜなら、行った先で撮った写真をアップしていくだけでもできるからです。楽しい旅で撮った写真が収入になるなんてとても素敵だと思います。

日常の写真を撮って売ることもできます。主婦の方がキッチンや食卓、部屋の中の風景を撮影してアップして、そんな日常の写真も結構ニーズがあります。普段の何気ない風景も目線を変えると思いがけないニーズが発生したりします。

ただ、カメラはそれなりのカメラが必要になります。

Pixtaもそうですが、スマホのカメラ・コンパクトデジカメで撮影した写真はアップできません。最新の価格の高いカメラは買わなくてもいいですが、レンズ交換ができ、センサーサイズもAPS-Cぐらいの大きさのカメラを準備して使うと問題なく取り組めます。これくらいのカメラであれば各メーカーエントリー機でいけます。

また、ある程度本格的にやっていきたいと考えているのであれば、カメラだけでなくコンピューターの方もあった方がいいかと思います。

Pixtaの登録はスマホでもできますが、写真のバックアップや、色調補正などのレタッチはコンピューターで行うとスムーズです。

フォトショップまで入れなくてもいいかと思いますが、カメラを買うと各メーカーの写真ソフトがありますので、そういったものを使ってトリミングや色を補正したりできると写真のクオリティも上がります。

本格的にやっていきたいと思うようになれば、きっとカメラやレンズにこだわり始めたり、コンピューターのスペックやフォトショップなどの本格的なソフトに変えていったりとし始めていきます。はまるとかなり沼な世界になりますので気を付けてください。

写真販売は楽しく稼ぐことができる副業かと思います。これから始めようという方は、楽しく気楽に始めてみてください。