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声楽教室の始め方!生徒の集め方・収入・向いている人は?

声楽 うたを歌う少年

歌を歌うことは寿命が延びるというのを聞いたことがありませんか?私は自宅で音楽教室を主宰しています。

歌うことで元気がでるというのを実感することができました。また専門的な技術ももちろん必要にはなってくるのですが、自分の好きな事を興味のある人に伝授して教わった人の生活もがらっと前向きに変えてしまうという瞬間をレッスンを通じて体験しています。

声楽教室・レッスンとは

オペラや日本の歌、ミュージカルなどカラオケなどでは勉強できないより専門的で声本来の魅力を引き出すマンツーマンでのレッスンです。

基本的に一人45分~1時間半で、発声練習からはじまり歌いたい・本人の声と音楽性に合った曲をより上手に歌うことを目的としています。

声楽教室の始め方

都市部

まずは歌える場所の確保です。首都圏をはじめとする都会では近所への騒音ととらえられてしまう事も多々ありますので、物件探しが最も重要です。

音大生用マンション、音楽可物件を探すことから始めます。
音楽可物件であってもレッスンなどの商業利用が不可の場合もあるので、不動産屋さんと話し合いで決めていただく必要があります。

また住所選びも重要です。できれば駅近くの物件が望ましいです。やはり駅から遠い物件ですと通っていただく生徒さんの負担になりますし、生徒さんの通える範囲が狭くなってしまいます。

沿線沿い30分は通っていただける生徒さんも多いので、各駅停車しか停まらない駅であったとしても駅の近くが最重要です。

地方

地方でご自宅をお持ちの方は近所の方に演奏可能かの確認をし、常識の範囲内でレッスン時間を設けられるようにします。

できればリビングなどの生活感のある部屋ではなく、レッスンの為の専用の部屋があると好ましいです。

生徒さんは異性の場合もありますので気を付ける必要があります。

生徒さん集め

生徒さんは私たち講師からするとレッスンという時間と知識に対してお月謝を払っていただける、言うなればお客様です。

最近ではフェイスブックや、個人的に起ち上げることのできるホームページなどが集客の主流となってきます。

お手製のチラシをポスティングし、「チラシを見てくださった方は体験レッスン無料」などのうたい文句を書いていただけるとより生徒さんは集まりやすいです。

講師自身の演奏をYoutubeなどに投稿して閲覧できる状態にしておくのも、重要になってきます。

どんな講師がどういう音楽を奏でることができるのか、雰囲気なのかという事が体験レッスンないしはレッスンを開始するにあたって安心していただけ、生徒さんも多く集まります。

収入スタイル

収入は自信で決めることのできる歩合制です。レッスンをした分だけ収入につながります。

私が実際教えていた時のレッスン料金は以下の通りです
月3回1時間/12000円(月3回必ずレッスンを入れるという条件。お月謝)
チケット3回券1時間/13000円(月3回と制限を設けず、希望の時間帯に3か月の期限を設定しました)

レッスン1回1時間/5000円(都度予約を必要とし、定期的に来れない生徒さん用・体験レッスン後もう一度試したい方用)

ちなみに私の月の収入は、週3日2時間~9時間のレッスンで20万円ほどです。

生徒さん発表会を年に1度開催することで参加費を別途頂戴し約10万円の臨時収入が他にあります。

声楽教室の口コミ

様々なサイトで音楽教室全般の口コミがありますが、前向きな物ばかりです。

「生徒さんがいままでできなかったことがレッスンの回数を重ねることでできるようになっていく達成感」「好きな事がしごとにできる」
「自身がこうだったらいいなぁという講師になれる」「時間給にすると4000円以上、教えれば教えるほど生活が潤う」「様々な人に出会うことができる」
「発表会において成功体験をしている生徒さんをみると涙がでてくる」
など。情熱を注げば注いだ分返ってくる思いが大きいことは確かです。

しかし、楽しいことだけでなく「生徒さんが無謀な曲を持ってくる」「いつでも生徒さんのお手本になるような演奏をしなければいけない」
「収入は生徒さん次第で安定しない」「曲のレパートリーや知識が多くないといけない」「生徒さんの予定に合わせないといけない」「自身が体調を壊すと代りがいない」
など先生という立場には苦労もあるようです。

著者の体験談

75歳の女性の生徒さんのお話

「主人が亡くなり、仕事もしてないので誰とも話していません、私から声をださせてください」とお問い合わせをしてきた生徒さんがいらっしゃいました。

体験レッスンのほとんどは彼女のお話を伺うばかりで5分だけの発声練習だけでした。しかし気にいっていただけ週3回も通っていただいた方でした。

レッスンを重ねれば重ねるほど上手になっていきました。それもそのはず家で毎日2時間練習をしているとのこと。

私はその時気が付きました「歌というのは一人でも声が出せる。しかも喉に負担が少なく大声が出せるという事だ」ということです。

今までの彼女の生活を想像すると、外とのつながりが少なく話す相手も少ない。お家でひとり。そこに歌というエネルギーを外に放つことができて、そして音楽は美しい。今の社会には歌が必要だと思った瞬間でした。

またその生徒さんにはいつも「この部屋に来て新しいことを身に着けることがなによりの日々の楽しみです」と。講師をしていて良かったと心から思った瞬間でした。

14歳中学生男子のお話

「僕は中学校で合唱部に入っています。誰よりも上手くなりたいので教えてください」とお母さんを説得して体験レッスンに来てくれたA君。目をキラキラさせて私の教えたことは絶対に人に教えないからと秘策を僕に教えてくださいと通ってくれました。

合唱部の中でもオーディションがあるようで絶対勝つと意気込んでいたA君。そしてそのやる気と比例するように見事一位で合格していました。

今ではその負けん気の強さと頭の良さで音楽大学でより専門的に学んでいます。

私のレッスンがきっかけでのめり込んでいく若者が生まれてくれたことは、私の財産であると感じています。

声楽教室をひらくメリット・デメリット

メリットが圧倒的に多いと思います。まず第一に自分の好きな事を仕事にでき、併せてお金も良いということです。
教えていく中で自分が学ぶことも多いです。生徒さんとどうすでば上手になるのかと考える時間もあります。
自身が個人事業主となりますので、上下関係など人間関係が少ないです。

デメリットは先生業は常に自分も成長していなければ生徒さんは逃げて行ってしまうという事です。
また体調管理というのもひとつの仕事であるということです。休むということは収入がなくなるというリスクがあります。
生徒さんもいろんな方がいます。私自身が女性なので、ホームページを見たと男性が歌うことに興味が無いのに体験レッスンに来られて自宅もバレてしまい怖い思いをしたということもありました。
自宅を職場にし、人が出入りするという事は気を付けるのがとても必要だと思います。

声楽講師に向いてる人・向いてない人

まず向いてる人は声楽の教育を自身が受けてきているという必要があります。しかしそれは音楽大学を卒業しているという事は必ずしも必要ではないということです。

私は実際、一般大学を卒業していますが、オペラ歌手を目指し勉強し続けてきたという経歴です。つまり「好きこそものの上手なれ」というように本人が音楽と歌を愛してる必要があります。
そして前向きに自身も一人の生徒として成長していこうという気持ちがある人です。

向いてない人は、辛抱強くない人だと思います。
生徒さんは1っ歩進んで2歩下がるが当たり前。そして生徒さんはすぐに集まるとも限りません。
教えるからには「なぜできないのか?」を考えて改善策を練らなければなりません。

声楽講師をこれからはじめる方へ

自分も成長できますし、生徒さんの成長も近くで見れることができます。音楽の力も借りて生活の為にもなります。

自営業で始める不安もあると思いますが、是非歌えるという経験を生かして世の中の為にも始めてみてはいかがでしょうか?私はとても幸せな日々でした。